抗菌薬販売量が7.8%減‐13年と比較、経口薬中心に【製薬オンライン】製薬会社・製薬メーカー・製薬企業・医薬品・医療機器等の製薬・医療業界の求人転職サイト

受付時間 平日9時~20時まで 土曜9時~17時まで 03-6278-8721

製薬業界専門の転職・求人サイト 製薬Online.com
最終更新日: 2018年 08月 14日
友人紹介キャンペーン 期間:2018年8月1日(水)から8月31日(金)

抗菌薬販売量が7.8%減‐13年と比較、経口薬中心に

2018/08/10 国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンター

国立国際医療研究センター病院AMR(薬剤耐性)臨床リファレンスセンターは、2017年の抗菌薬販売量が調査開始時の13年から7.8%減少したと発表した。抗菌薬販売量は、数年にわたって横ばい傾向が続いていたが、昨年は経口セファロスポリン系薬など経口薬を中心に減少した。同センターは、セミナーやポスターによる啓発など、AMRに対する20年までの国の具体的な行動計画を示した「AMR対策アクションプラン」に取り組んだことが今回の成果につながったと見ている。
 今回の調査では、人口1000人に対して1日で販売された注射・経口の抗菌薬の合計量を「1DID」で示した。それによると、17年の販売量は13.78DIDで、調査を開始した13年の14.95DIDより1.17DID(7.8%)減少した。
 種類別に見ると、経口セファロスポリン系薬が14.2%、経口マクロライド系薬が13.5%、経口キノロン系薬が9.1%の順に減少した。投与経路別では、非経口薬が前年比でほぼ横ばいだったものの、経口薬が大幅に減少した。
 同センターは、13年から16年までの販売量が横ばい傾向にあった中、昨年に減少した理由について「因果関係は不明」としながらも、「16年にアクションプランが策定され、セミナーやイベント、ポスターによる啓発活動に取り組んだことなどが今回の結果につながったのではないか」と分析している。
 同センターは、アクションプランの内容を進めるため、厚生労働省の委託事業として昨年4月に設置。具体的には、抗菌薬使用量などに関する調査で収集した情報を元に地域連携の支援や耐性菌のアウトブレイク対策などを行う臨床疫学事業、AMRに関する教育啓発を目的とした研修の提供など情報・教育支援事業を実施している。薬事日報
http://www.yakuji.co.jp