医療提供体制の各国比較と我が国の急性期病床の将来試算|製薬業界統計情報

医療提供体制の各国比較(1998)
国名 日本 ドイツ フランス イギリス アメリカ
人口千人当たり
の病床数
13.1 9.3 8.5 4.2 3.7
百床当たりの
医師数
12.5 37.6 35.2 40.7 71.6
百床当たりの
看護職員数
43.5 99.8 (1997)69.7 120.0 221.0
平均在院日数 31.8 12.0 (1997)10.8 (1996)9.8 (1996)7.5

(日本は厚生省調べ、諸外国はOECD Health Data 2000)

我が国の急性期病床の将来試算
  試算の考え方 病床数(年度)
試算A 現状の入院受療率を基礎とした受療率
見込み及び将来人口により試算
100万床
(2015年度)
試算B 先進諸国における全病床数に占める急
性期病床数の割合により試算
60万床
(1997年度)
試算C 先進諸国における人口当たりの病床数
により試算
50〜60万床
(2015年度)
試算D 現状の入院回数を基礎とし、平均在院
日数を15日として試算
63万床
(2010年度)
試算E 現状の入院回数を基礎とし、平均在院
日数を10日として試算
42万床
(2010年度)

試算A
「日本の将来人口推計(平成9年1月推計)」による2015年の年齢階級別人口及び同年の年齢階級別受療率推計(1996年の受療率に基づき後期高齢者(75歳以上)の受療率を現状と同一と推計する等)から試算
試算B
全病床数における急性期病床の割合及び医療施設の病床数(介護老人保健施設及び特別養護老人ホームの入所定員を含む)により試算
試算C
OECD先進諸国の人口1000人当たりの急性期病床が4〜5床であることから、それに2015年の日本の人口をかけあわせて試算
試算D
療養型病床群等を除いた一般病床における3か月以内の入院患者から算出した性年齢別人口当たり入院回数、及び2010年の将来人口を基に、平均在院日数を15日として試算 試算E 試算Dで、平均在院日数を10日として試算
(厚生労働省:医療制度改革試案より)